それぞれの美味しさを楽しむ

新茶と蔵出し茶

春の『新茶』、秋の『蔵出し茶』

新茶は説明するまでもありませんが、蔵出し茶をご存知の方は少ないのではないでしょうか?もしご存知であれば、かなりのお茶通ということになります。蔵出し茶とは、春に摘まれた新茶を低温貯蔵し熟成させたお茶のことを指します。秋には新茶の角がとれ、旨みが増した香り豊かな蔵出し茶となります。

  • [春] + 力強い新茶 +

    4月下旬~5月上旬、南国土佐の陽射しをしっかり浴びた新芽を丁寧に摘みとり、新茶になります。新芽独特のさわやかな香りと旨みの中に少し角のある若々しい力強さを味わっていただきます。

  • [夏] + 低温倉庫で熟成 +

    力の強い若い煎茶(新茶)を低温倉庫でおとなしく眠りにつかせます。ゆっくりとした眠りの中で力強い若者の角がとれ、円熟味をました大人になっていくように熟成がすすんでいきます。

  • [秋] + 円熟の蔵出し茶 +

    実り豊かな秋(10~11月)、タイミングをあわせ眠りから目覚めさせ、円熟味をました蔵出し茶になります。トマトやリンゴに例えると、新茶は、青いトマトやリンゴで、蔵出し茶は、赤いトマトやリンゴになります。

蔵出し茶がお好みのお客様の中には、新茶が出始めるころに次の蔵出し茶が出る10月ころまで、毎日安定した味を飲めるよう、数ヶ月分ほどまとめ買いをされる方もおられます。大量のお茶の保存方法については、しっかりとお伝えさせていただておりますので、もちろん、最後まで美味しく飲んでいただけます。

円熟味のある落ち着いた味をお楽しみの際は『蔵出し茶』、新芽の青さと旨みをお楽しみの際は『新茶』ということになります。

※小店では、早くて4月中、遅くても6月中には去年分の蔵出し茶は売り切れになり、10月まで夏を越えながら販売していく新茶と、蔵出し茶に熟成させるための新茶の在庫で夏を越えていきます。

シーズンのお茶をいただく
久次郎商店おススメのお茶


土佐一番摘茶 蔵出し茶

土佐一番摘茶 蔵出し茶

蔵出し茶とは、春に摘まれた新茶を低温貯蔵し熟成させたお茶のことを指します。秋には新茶の角がとれ、旨みが増した香り豊かな蔵出し茶となります。

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